kinoppie’s blog

GIS、R、その他プログラム等々の自分用備忘録です。

GISで衛星画像を使う(2019.5.7版)

データをダウンロードできるサイトは?

とりあえずの衛星画像であればGoogleマップ国土地理院のタイルで事足りるんだけど 植生とかを見たいときは●月ころの画像がほしい、なんてこともある。 あと、ちゃんと航空写真を解析しようとすると、 RGB画像データでなく周波数帯域ごとのラスタデータが必要になったりする。(NDVIとか)

そんな時に使うのがLANDSAT等の人工衛星の観測データのダウンロードサービス。 グーグル先生に聞くと色んなサイトでダウンロードできるらしい。 しかも無料のところが多い。 とりあえず、現状使えるかどうかも含めて以下に挙げてみる。

国立研究開発法人産業技術総合研究所

結構な頻度でヒットするのが国立研究開発法人産業技術総合研究所のサイト (http://landsat8.geogrid.org) ここ日本語で分かりやすく使いやすかったけど、2,3年前から全然アクセスできなくなってる。 理由は調べてないけど、LANDSAT自体がアメリカの衛星だから権利の関係か? 一応ここに説明が記載されてる。

www.aist.go.jp

本家アメリUSGS

んで、次に出てくるのが本家アメリカのUSGSのこのサイト

earthexplorer.usgs.gov

ここのサイト現在(2019.5.7)は使えているのだけれど、 少し前の年始あたりはどんな検索をしても「No result」って表示されて使えなかった。 どうやらアメリカの政府閉鎖のせいだみたいなことが書かれていた、と思う。 丁度この時期に色々解析に使いたくてアクセスしたのでマジで焦った。

機能としてはマップ上で場所を選択し、必要なデータの種類を選択、検索すると条件に合ったデータがダウンロードできる。 そんなに重くなくて使えるときは便利。

しかし、信用できん。

Sentinel-hub EO-Browser

apps.sentinel-hub.com

上のUSGSのサイトが使えずやっとこさ探し当てたサイトがこれ。 Sentinelって書いてるけど確かLANDSATのデータにも対応している。 でもSentinelのデータの方が解像度高いから使い勝手がいい。

しかし、ダウンロードにはCopernicus Open Data Hubっていう別サイトにアクセスする必要がある。 しかもそのサイトがめっちゃ重いのでしんどい。

とりあえず、ダウンロードできるサービスの紹介のみ。 各サイトの使い方は次の機会に。